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カラーセラピストにとって色の知識よりも大切なこと
カラーセラピスト・カラー講師・アクセサリー作家。日本カラリスト協会 色彩診断士・認定講師 他。選んだ色について深く自分で考えてもらうことで普段は意識できない潜在意識に働きかけ、自分では気づかなかった気持ちを見つめなおし、今の自分を受け入れることで、より前向きになっていただけるセラピーを行っている。更に、カラーセラピスト認定講師講座を開講、カラーセラピストの育成に力を注いでいる。また、アクセサリー作りの楽しさを福祉にも活かしていきたいとバリアフリーアクセサリー®のゴールドインストラクターを取得。自宅教室にてレッスンを行っている。
詳しいプロフィール先日の「オレンジリング絆フェス」には
本当にたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
色の知識があるゆえの弊害
その中で
「色がコミュニケーションに使えるということは
わかりましたけど、やはり色の知識がないと
できないんでしょうか?」
というご質問がありました。
もちろん色の知識はあったほうがいいです!
でも、逆に色のことを知りすぎていると
知識があり過ぎてきちんと話を聞けない
という問題が起きることがあります。
色のイメージ
人は色に複数のイメージを持っています。
・記憶色
・知覚現象
・文化、歴史
・個別の体験
特に色を使ったコミュニケーションをする場合は
『個別の体験』を重視することが大切です。
『個別の体験』に基づいたイメージなので、
一般的に言われている色のイメージと違っていたり、
あなたのイメージと違っていることもあります。
でも、それを素直に受け取って共感してほしいのです。
共感し興味を持ってお話を聞いて上げてください。
そうするとお話されている方も気持ちが良くなって、
どんどん話をしてくれるようになります。
あなただって、
興味を持ってくれていない人に気持ちよくお話できなでしょ。
人の話をそのまま素直に聞くということは難しいんですよ。
どうしても自分のフィルター(ものさし)にかけて
判断してしまいがちです。
自分のフィルターにかけてしまうと
本当に相手の言いたいことがわからなくなってしまうんです。
検定対策とは違う・・・
なまじ、色の知識があったりすると、
特に講師であったりすると正解を1つに決めたくなります。
(まあ、検定とかでは正解は1つですからね)
資格認定講座のときにも、
「先生はこんなときどんな風に答えますか?」
「どんな色をご提案しますか?」
と聞かれることがよくありますが・・・
「答えはありませんよ。これといった正解はないんです。」
というのが私の返答です。
あなたがお話の中で感じたことを
そのまま返していただければいいのです。
正解は1つではありませんし、正解かどうかも問題ではないんです。
きちんと相手の話を聞いていただくことが、
カラーセラピストには一番必要なスキルです。
オンライン受講も可能となりました
「カラーセラピスト資格認定講座」が
野川主催の認定教室でもオンライン受講可能となりました。
体験会・相談会を7月頃ご案内の予定です。
もうしばらくお待ち下さい。
ご案内はLINE@からの予定です。
今のうちに登録しておいてくださいね!
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